校長あいさつ

  「温故知新」「温故創新」

  ・・・教育における「不易と流行」を見極めつつ、不易の部分も大切にしながら時代の変化に対応し、新たな教育を創造することをめざして令和6年度の教育活動を進めていきます。

◇学校教育目標

「わくわく学び いきいき挑戦する児童の育成~自他を大切にし 未来への可能性を伸ばす教育~」

◇教育課程編制の基本方針

(1) 教育基本法をはじめ、関係法規、学習指導要領をふまえ、兵庫県教育委員 会の「ひょうご教育創造プラン」の基本理念を背景に、「令和6年度 指導の 重点」、宍粟市教育委員会の「しそうの子ども生き活きプラン」(後期基本計画)とそれに基づく「令和6年度 宍粟の教育」に示された方針の具現化をめざし、各教科・特別な教科「道徳」・外国語活動・総合的な学習の時間並びに特別活動の領域を調和的に編成する。

(2)各教科・特別な教科「道徳」・外国語活動・総合的な学習の時間及び特別活 動の各領域毎に学校の諸条件を踏まえ、各学年の授業時数を配当し、また、指導内容を選択・組織することによって、カリキュラム・マネジメントの必要性を理解し、日々の授業についても系統的・横断的及び発展的な教育活動を 意識し、実践を積み重ねていく。

(3) 特別活動を要としたキャリア教育の推進、その手立てとしたキャリアノート・キャリアパスポートの活用や、特別の教科「道徳」の推進、「兵庫型体験 教育」「情報活用能力」の育成といったさまざまな教育活動を進めるとともに、「兵庫が育む こころ豊かで自立する人づくり」並びに「第4期重点テーマ(「『絆』を深め、『在りたい未来』を創造する力」の育成)をめざして、地域や学校の実態及び児童の心身の発達段階や特性を十分に考慮し、本校教 育目標が効率よく達成できるよう全体計画を策定し、指導の工夫を行う。

(4) 児童に必要な資質・能力等を身につける教育を推進するために、「予測困難 な時代を生き抜く力を育む教育の創造」「全ての子どもたちが自分らしく安心して過ごせる学校」「安心・安全で質の高い学びを実現する教育環境の整備・充 実」を基本方針とし、教育を推進する。また、体験活動や特別活動の充実を通して、自己教育力の育成に主眼を置き、自ら学ぶ意欲、社会の変化に主体 的に対応できる力、個性の伸長、基礎・基本の徹底に焦点を当てて教育活動 ができるように工夫し、生涯学習につなげるようにする。将来の「地域・社 会の担い手」を育成するという命題を忘れることなく教育を推進していく。

(5) 小中学校の滑らかな接続を実現することで、不登校や問題行動の改善と発 達段階に応じた指導を行うことによる学力向上を期する。そのため、中学校 区で密な連携を取り、小・中一貫教育を推進するとともに就学前・小・中の 連携に高めていく。

(6) 校区・宍粟市の自然環境および人材を生かした地域との連携や家庭力の充 実を図るなど教育活動の創意工夫を推進し特色ある学校作りを通して一層教 育効果を高めていく。また、GIGAスクール構想等により整備されたICT環境を 有効に活用し児童の主体的・自主的な学びを実現させていく。

(7) 新型コロナウイルス感染症拡大の影響による体験活動・地域活動の減少か ら子どもへの成長を見直し、ポストコロナの学校の在り方のを考え、将来を 見通し児童の健やかな学びを保障していく。